中性子と反応する割合あるいは確率は、中性子との散乱断面積あるいは吸収断面積として表されています。この指標は核種の同位体ごと、中性子のエネルギーごとにデータベース化されています。単位はバーン(b:barn)として表され、数値が大きいほど反応する割合が多くなり、遮蔽能力も高くなる。ちなみに、中性子のエネルギー0.025eVでB-10同位体の断面積は3837(b)、天然の元素硼素では764(b)、Li-6同位体の断面積は940(b)で、天然の元素リチウムでは混合比に基づいて70.6(b)となり硼素の方が遮蔽能力は高い状態となります。
当社で在庫販売している、50×100×200mmの硼酸レジンブロックでエポキシ樹脂と硼酸(H3BO3)の割合は30%:70%で製作しています。
(在庫品)